“○椎名参考人 今のお話にもあったように、とりあえずネットに関するハードルが高いというのは、先ほど前田先生のお話の中にあったように、基本的に実演家のプロダクションとかというのは、ネットに関して警戒感がすごいです。なぜかというと、IPマルチキャストの法改正に始まって、ネットが実演家を標的にしているというイメージがあるからです。だから、ネットの世界とできれば、そでをすり合わずにやっていきたいというふうな意識が芽生えていると思います。これは、別に実演家側が勝手にそう思ったわけじゃなくて、そういういきさつがそうさせているというふうに思います。”
デジタル・ネット時代における知財制度専門調査会(第4回)議事録
正直、これを生で聴いた時には オオッと思ったね。ずっと気になってたんだよ、IPマルチキャスト関連の著作権法改定があったときのことが。ヒアリングなどでは一貫して椎名氏が反対を唱えていたのに、よりによって文化庁がそれを無視して法改定しちまったわけだから。しかも「時間がないんです」的などさくさの法改定。
IPマルチキャスト関連改定については、どう考えても中途半端な内容で文化庁おきまりの妥協の産物だったわけだけど、この実演家をないがしろにした決定プロセスは流石に無いだろうと思った。自主放送の分も権利制限しろ、ケーブルテレビの出費を増やすようなことをするな、と主張していた俺ですら気の毒になったくらい。
だからてっきり、ケーブルテレビの同時再送信に実演家が報酬を請求できるようになったのでバーターなのかと思ったら‥‥実演家としては従前から契約で取れていたものが法律に記載されただけという認識みたいね。
link