Untitled #9RSSarchive

“○岩倉参考人 (中略)インターネットはなぜ特別なのかというお尋ねですが、私は文化系なものですから、全く技術に関しては分からないのですけれども、法律家の立場から-私も前田先生ほどではないのですけれども、著作権なり知財のビジネスへの助言をずっとやってまいりまして-法律的に見ても、インターネットの大きな特性というのがあるのではないかと思います。それは先ほどもご説明いたしましたけれども、利用したということについて、何かの仕組み・システムを使えば必ずその利用の記録が残る。したがって、あなたが使ったということを裁判上証明できるログが残るので、必ず権利者がそれの対価を利用者に対して請求できるような仕組みができるという点において、インターネットというのは(これまでのチャンネルに比して)特別なのではないかと思います。
 もちろん、今までの例えば電波だとか何だとかというものから見て、インターネットはまだ一つの途中の技術なのかもしれないですけれども、私が理解する限りにおいては、適切なシステムを構築しさえすれば、それについては必ず利用を追跡することができる。私は詳しくはわかりませんけれども、先ほど引用させていただいた自民党の小委員会でサイオステクノロジー株式会社の喜多社長によれば、適法に利用したものは当然簡単にログが残るけれども、違法行為についても必ず記録をとることができる。もちろん、それについてどれだけのコストをかけるかとか、そういう部分は問題があるそうですけれども、必ず記録が残るということです。これは従来、JASRACさん等がやっていた包括契約がそのままけしからないという趣旨ではないのですけれども、今後のインターネット時代、デジタルコンテンツが流通していく時代では、一使用に関しては一ペイメントをするのだということが、やはり公正な取扱い方のベースになるのではないかと思います。そうだとしますと、インターネットは、場合によっては、特殊な流通チャンネルなのだという位置付けをしていいのではないかと私どもは思っております。”

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/digital/dai4/4gijiroku.html

俺はね、このあたりは素直に同意できないんだわ。ユーザー視点からすれば、このログを取られるということに対する嫌悪感ね。

そして「一使用に関しては一ペイメントをする」という発想。勝手に決めないでくれ。そういうビジネスモデルが提案されて市場に受け入れられたのならまだ判る。しかしそれが本当にあるべき姿だとは考えない。結局は包括的な課金に落ち着いてきたじゃないか、今までも。ましてコンテンツを「所有」するという従来型のビジネスモデルとペイ・パー・ビューは馴染まない。もっとはっきり言えば、ヘビーユーザーほどうんざりするビジネスモデルだってこと。

link