Untitled #9RSSarchive

“○角川委員 私のほうからは、全くまだ素案でございますけれども、コミック、アニメ、それからキャラクターの祭典ということで、『国際COOL JAPANコンベンション』というイベントを開催したらどうかと考えております。これは全くの〔BtoC〕、つまり観客、消費者である日本ブランドを愛してくれている人々を国内・国外問わず日本の地に集めてみたいと思ったのです。実はこういう民間からの盛り上がりみたいなものは、日本ではまだ余り耳にしておりません。
 一方で、アメリカでは既に非常に有名な、企画書に書いてありますけれども、サンディエゴでThe San Diego Comic-Con Internationalというのが行われておりますし、フランスのパリでも同じようにJapan Expoが行われておりまして、それぞれ10万人以上の人たちが、これはつまり全く大衆ということになりますけれども、あるいは愛好者というか、もっと言ってみれば今度は欧米の”おたく”ということになると思いますけれども、そういう人たちが集まって日本の文化を楽しんでいる。そういうものを海外からニュースを聞くのではなくて、本来の”聖地”である日本からそれを発信していくべきじゃないかなと思ったわけであります。
 特にこれは、私は、You Tube以前、You Tube以降という言い方をしたいと思いますけれども、このYou Tubeというものが世界に出現してきて、そして、それから日本のコンテンツというものが大幅に世界に広まっている。そういう事実を日本の地域で発信していきたいと思うわけです。
 その中心としては、「Japanアニメーション」、それから「MANGA」、そして世界に愛されている日本の「キャラクター」、最近は「ライトノベル」という新しい分野がまた非常に支持されております。手書きのアニメーション、そして劇画、そしてキャラクター、ライトノベルという4大カルチャーをフィーチャーして世界に発信していきたいと思っております。
 この企画は、全く東京国際映画祭とかCoFestaとバッティングすることはないと思います。もしCoFestaがBtoCのイベントをやってもいいじゃないかということであれば、もちろんCoFestaの中でやることもやぶさかではありません。
 ただ、私の考えていることは、実は地域発信、地域振興ということも大きなテーマにしております。今回のこのブランド専門委員会でも「地域」ということが出ておりますけれども、私は東京国際映画祭で、市民の発信、市民の盛り上がりによって映画祭が運営される、これについて非常に私は頑張ったつもりでありますけれども、まだまだ十分じゃなかったと思います。
 そういう意味で、今回は、ぜひ自分のまちで『COOL JAPANコンベンション』をやりたいということに手を挙げていただいて、地域の人からの招聘を受けてその地域に行くという地域発信型にしたいと。初めから中央がどこの地域でやるべきだという地域に対するお仕着せではなくて、地元から手を挙げていただくと。それによって、地元の中心街でレッドカーペットを敷くこともできるし、警察署や消防署の了解もとりやすくなる。それから、まちの商店街の振興にもなる。そういう押しつけだからというのではなく、自分たちが招聘したのだから、そういう問題もすべて自分たちが解決していこうと、そういう発想になるような手づくり感覚のことをしてみたいと希望しております。そういう形でも、またCoFestaや東京国際映画祭が受け入れられれば、それも結構ではないかと思います。
 重要なことは、あくまでも消費者、〔BtoC〕という発想でいきたい。今、〔BtoC〕、つまりCが集まることによってその後にBがくっついていくというふうな切り口、これがWeb2.0的だと私は思っているんですけれども、〔BtoB〕に〔C〕を集めていくというのではなくて、〔BtoC〕の発想だということを繰り返して申し上げたいと思います。
 そして、この中で非常に困難なんですけれども、やってみたいことは、オープニングにはレッドカーペットでコスプレの人たちがキャラクターパレードをしたり、それからまた、一部の権利者にはとんでもないと言われるかもしれませんけれども、ワンデーフリーマーケット、1日だけは著作権を問わない、あえて自分の好きな作家のものを持ち込んで、憧れの作家に見てもらう、それを紹介してもらうワンデーフリーマーケットということなども企画してみたいと思います。
 こういうことで、外国に名を成さしめるのではなくて、あるいはまた、有名なのはサンディエゴとパリだけではありませんで、香港や台湾にも同じような会があります。そういうふうな世界に散っているマンガコンベンションとの連携のもとに、日本に、例えば本当に好きなブラジルの女の子が日本の女学生の格好をしてラインダンスで遊ぶとか、今You Tubeに上がっているようなものを実際に日本の人たちに見てもらって、日本の人たちのとの交流の祭典をやってみたいと考えております。”

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents_brand/dai3/3gijiroku.html

角川委員の発言。最近の氏の周辺を考えると、なかなかに味わい深い。

link