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“○廣瀬委員 (中略)iTunesをご覧いただきますと、ネットワークの上で音楽配信をしますiTunesが基本的に世界的に非常に強い影響を持っております。この点はどういう問題があるかと申しますと、先ほどちょっとお話が出ていましたけれども、我々が日本で音楽をアップロードいたしますと、それはアメリカのサーバに入ります。つまり日本の我々がつくりましたコンテンツが海外の国の中にしまわれる。それが法的にどういう扱いがされるかということがまだはっきりはしておりませんが、ひょっとしたら現地の著作権法が適用されるんではないかというような危惧がございます。
 実はiTunesは音楽配信の標準になろうとしております。一番申し上げたいことは、日本の標準を世界の標準にすることが一番ブランド的に強くなるんではないかと思っております。過去の事例を見ますと、ウォークマンがそうでしたし、ごく近いところはゲームマシンがそうですね。任天堂、あるいはソニーのゲームマシンが世界的標準になっているがゆえに、日本のゲームが非常に強いところにございます。そういう意味で考えますと、ぜひともこれから戦略的に展開していきたいのは、今後も音楽の技術的なファクター、非常に大きな力を持つ音楽配信に関して、何とか日本の標準的なプラットフォームを世界の標準にできないかというところでございます。
 それに可能性があるのかないのかですが、実は音楽の世界を見ているとわかりませんが、音楽以外の世界を見ますと非常に強い可能性がございます。実は任天堂のDSというゲームマシンがございます。世界中に数千万台流通しております。アップルはiTunesを広げるためにiPodをゼロから売り出したわけですね。ところが任天堂のDSは既に数千万台ございますから、ひょっとしてDSターゲットの音楽配信、あるいはコンテンツ配信ネットワークがつくることができましたら、標準化することができますし、もう一つはクローズドなシステムですから、先ほどから議論があります違法コピーというようなことがかなりコントロールできると、このように思っております。”

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents_brand/dai3/3gijiroku.html

iTunes Storeに関した廣瀬委員の発言。

iTunes Storeのサーバが米国にあるから、米国の著作権法が適用されるのでないかとの懸念。いやぁ、場面によってはありそうな気もしないでもない。ただ日本人相手のiTS日本版だったら大丈夫のような気はするけれども(アップルとレコードレーベルとの契約の時、日本版では準拠法をどこにしてるんだろう? たぶん条項としては存在するよねぇ)。

世界を獲れそうな音楽配信(それとハードウェア)の例としてNintendo DSが出てくるあたりが、音楽ハードの寒さが帰って反映されている感じも。しかしDSで何とかできるのなら、まだまだ捨てたものではないかな。

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